ある日、Kvadrat社のファブリックに出会い、その質の高さに心を掴まれた。
「こんなファブリックでFKを張ったらどうだろう?」と思った。
それならば、FK自身の質ももっと上げたい。
そう考えて見えない部分の素材を細かく見直し、何度も試作を重ねて、いくつものバージョンアップを加えた。
もちろん、従来のコーデュロイFKにも同じ改良を施している。
選んだファブリックは Moss。
コットン、ビスコース、リネンなどを使い、撚り糸とシェニールを混ぜ合わせることで生まれる、動きのあるテクスチャー。一見無地のように見えて、実は混色による奥行きのある表情を持つ。しっかりした厚みからの安心感、凹凸から伝わるサクッとした心地よさがある。
コーデュロイのような際立った存在感とは違い、部屋の中ではニュートラルで控えめ。
けれど、大人のさりげなさと上質さが際立つ。
年齢的には十分すぎるくらい大人になった。
でも若い頃からそうだったように、常に「憧れの大人像」がある。
味も分からないのにカッコつけて飲んでいたバーボンやスコッチが、いつしか本当に美味しく感じられるようになってはきた。
それでもまだ、自分の中には憧れの大人像がある。
今憧れるのは、さりげなく見えて、実は奥行きや深さを持っている人や物。
そんな気分には、このKvadratのFKがぴったりとハマる。
FK Sofa FAMILYのサイズ展開は4タイプ。〈オリジナル〉をもとに、奥行きを100mm深くした〈DEEPER〉ワイドを300mm小さくした〈Jr.〉全体をサイズダウンした〈TRIM〉。あなたにぴったりのFK Sofaを見つけてください。