news
日時 : 2026年6月9日(火) - 7月19日(日) 11:00 - 20:00会場 : ON SUNDAYS (ワタリウム美術館ミュージアムショップ) 1997年、TRUCKをスタートした。店と工場が扉一枚で繋がり、その2階に住んでいた。まだ“リノベーション”という言葉も一般的ではなかった頃、自分たちで空間を壊し、整え、暮らしながら家具を作っていた。インターネットも無かった時代。空気感を伝えたくて、自分たちで写真を撮り、一冊の本を作った。その本をキャリーバッグに詰め込み、東京へ持って行った場所のひとつがON SUNDAYSだった。「家具屋のカタログは扱えません」最初はそう言われた。でも、本を見てもらうと、作り手の気持ちが伝わったのか、取り扱ってもらえることになった。さらに地下のカフェで、TRUCKの家具を使った展示まで開催することになった。1999年から2000年にかけてのことだった。———TRUCKを始めて30年近くが経ち、初期の頃のような“単純さ”に、戻りたいと思うようになった。家具を作り続ける中で、ディテールは自然と積み重なっていく。それは楽しいことでもあり、必要な積み重ねでもあった。でもその一方で、削ぎ落としたいという感覚が、自分の中で少しずつ大きくなっていった。そんな思いから始まったのが、S.T,N.E.。“Same TRUCK, New Engine”長年乗ってきた古いトラックの良さはそのままに、新しいエンジンを積み込み、また気持ちよく走り出す。2024年12月にスタートしたS.T,N.E.。東京でのエキシビジョンに向け、また空気感を伝えるための本を作った。完成したばかりの本を持って向かった先は、26年前と同じON SUNDAYS。そこから今回の展示へと繋がっていった。今回展示するPLACE SHELFは、S.T,N.E.の中でも特にチャレンジだった。”何も足さないこと“がやりたいことを思いながら形にした。
「泊まるように暮らす」をテーマにしたWeb マガジン yado にて黄瀬のインタビューが掲載されました。ぜひご覧ください。>こちらより
InterFM『異彩放談-UNCOMMON DIALOGUE-』に黄瀬が出演しました。林哲平さん、松田ゆう姫さんと楽しくトークをしてきたアーカイブをお聴きいただけます。ぜひご視聴ください。前編 > こちら後編 > こちら
森の奥深く、小さな小屋に身を置くような静けさ。 電話の音も、ブルーライトも届かない場所で、ただ深く呼吸をする。 LE LABOのキャンドル CYPRÈS 21 は、そんな時間のための香りです。 明るく澄んだサイプレス(西洋檜)を軸に、ジュニパー、クローブ、スターアニスのスパイス、 そしてインセンスの温かさとパチュリの奥行きが、静かに重なります。 この香りは、S.T,N.E.の世界観と深く共鳴し、ショールームのオープン当初から焚かれてきました。 扉を開けた瞬間に広がる香りに、思わず表情がほどける。 そんな光景を、私たちは何度も目にしてきました 今回のコラボレーションでは、 ラベルに、黄瀬が40年近く通い続けている大好きな場所、 大阪・北の端にある山の頂からの風景をプリントしています。 さらに、TRUCKの家具と同じナラ無垢材を使い、 ひとつひとつ手仕事で仕上げたウッドリッドをセットしました。それは火を消すためのものではなく、 キャンドル表面の埃を防ぎ、香りが混ざるのを防ぐためのもの。 仕上げは Solid Natural。 裏面には無垢の真鍮をあしらい、消灯後の熱への耐性と、ずれ防止の機能を兼ね備えています。 LE LABOとTRUCKの関係は、プロダクト同士だけでなく、オーナー同士の長い友情と、 ものづくりへの深いリスペクトの上に築かれてきました。 東京のLE LABOの空間にTRUCKの家具が並ぶのも、そんな自然な延長線上にあります。 ようやく実現した、念願のコラボレーション。忙しい日常からほんの少し離れ、 自分のための時間に火を灯す。 ぜひこの特別な...
Kvadratのファブリックに出会ったときは、正直、興奮した。無地に見えるのに、実は微妙に異なる糸が織り込まれていて、単色のフラットではない。 その奥行きから生まれる独特の触り心地は、とても心地いい。そして耐久性にも自信があり、多くのファブリックは10年保証が付いている。色褪せやほつれも簡単には起こらない。 これを知ったとき「ぜひ取り入れたい」と思った。そして同時に「このファブリックにふさわしい家具を作らなければ」と強く感じた。
S.T,N.E. をスタートするにあたり、大きなインスピレーション源となった風景があります。モノクロのフィルムで撮影された、山並みの風景。ポスターやタブロイドにも使用されたそれらの写真はすべて、黄瀬が自ら撮影したものです。黄瀬にとって深い思い出のあるその山について綴りました。 S.T,N.E. TABLOID > 大好きな場所 / My Favorite Place POSTER >