Paul Table—S.T,N.E.
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誰もがどこかで目にしたことのある形状のテーブル。
アメリカやヨーロッパでも、ロードトリップで立ち寄ったロードサイドのレストエリアやキャンプ場なんかにもありそうなテーブル。そんな“普通な”テーブルが作りたいと思って作った。
天板の反りを抑える蟻桟がしっかりと堂々と入っている。それがクロスした脚を受ける。その両側のクロスを真鍮の“ポール”がガッチリと繋ぎ、「任せろ」とばかりにじっと息を殺して支えている。そんなポールのことは、そこに座る人は気付かなくていい。ふと落としたフォークを拾う時に、はじめてポールと目が合う。静かに支える真鍮のポールに「素敵だな」と数秒見入ってしまうかもしれない。
そんな出会いの後には、この“どこにでもありそうな”テーブルが特別に感じられてしまうかもしれない。座り直して食事をしていても、ほんの少しだけ、それ以前よりもどことなく気分がいい。
さっきまで食べていたものが、よりおいしく感じるかもしれない。そうなったらテーブル冥利に尽きます。
5ヶ月
脚を外した状態で搬入し、お部屋の中で組立・設置します。 工具を要する組立費用 +¥4,950-(税込)
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