サーフィンを始めた頃から、ずっと憧れているサーファーがJoel Tudor。彼のライディングは、力が抜けているようでありながら凛としたスタイルがあり、他にはないかっこよさがある。『LONGER』という映像作品も大好きだった。流れている音楽も、彼がボードに使う色も、すべて自分の好みに合っていた。いつも「自分もあんなふうに力を抜けたら」と思っていた。
そうだ、この椅子は“Tudor”にしよう。このラウンジチェアには、ソファに身を沈めたときの「ハフッ」とした感触と同時に、軽やかさからくる喜びがある。リラックスできるけれど、緩みすぎない。Joelのライディングに感じる力の抜け方と、それでも残る芯のようなもの――そこにどこか通じるものがある気がする。
これに座って『LONGER』を観たら、Joelにほんの少しでも近づけるかもしれない。
あれっ、椅子の話になってない?