Luna Side Table
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月がきれいだと思うことがよくある。
もちろん満月の時もだが、細くすっとしている姿も好きだ。
東の空が広く開けた場所では、昇りはじめの月がとても大きく見える。夜だけでなく、昼間に白い月が浮かんでいるのを目にすることもある。
海外にいて、ふと見上げた空に月を見つけることがある。時間も見え方も違うかもしれないが、日本で見る人と同じものを見ている——そんな、ちょっとした喜びと不思議さがある。そしてなぜか昔から「お月さん」と、さん付けで呼んでしまう。これは「お相撲さん」と同じ感覚なのか?
遥か遠くの星とは違い、地球のまわりを巡る月だからこそ、どこか親しみを感じるのかもしれない。
椅子やソファに座ったとき、手元にすぐグラスやカップを置きたい——。そんな思いから、これまでも「ちょっとした台」をいくつも作ってきた。このテーブルもまさにそう。気軽に移動でき、自然な動きの中で手を伸ばした位置にいてくれる存在だ。
天板は真鍮とエンジニアードストーンの2種類。
ベースは、真鍮にはスチールに塗装仕上げを、エンジニアードストーンにはステンレスを組み合わせた。どちらも屋外使用が可能。
真鍮はコーティングをしていないので経年変化を楽しめ、エンジニアードストーンは気兼ねなく使える硬質さが魅力だ。
撮影をしていて、ふと気づいた。どちらも「お月さん」のように見える。
昼に見える白い月と、少し鈍い光を放つ夜の月。
だから名前を LUNA とした。ラテン語で「月」を意味する。
ルーナを傍らに、グラスを傾けながら、昔キャンプでよくした宇宙の話を、またしてみるのもいいかも。
2ヶ月半
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